生きる
小田切みきさんが亡くなりました。黒澤明監督の名作「生きる」のヒロインです。
死を意識した男に映る若さ、希望の象徴という役割でした。黒澤監督は丸顔の女優さんが好きなのか、多い気がします。
「羅生門」の京マチ子、「素晴らし ...
変なヒューマニズム
日曜のドラマですが、遅れて今日書きます。大河の「功名が辻」です。
関ヶ原が終わり、一豊は土佐20万石を与えられます(一説にはこの頃の土佐は10万石弱の評価しかなかったとも)。土佐という国を得て、まさに一国一城の主となります。 ...
愛の渇き
「愛の渇き」 1967年 日活
昨日に続き三島作品です。これもやや難解なストーリーですが、男女の恋愛、憎悪が中心で、金閣寺よりは現代的にわかりやすいかもしれません。
主演が浅丘ルリ子、その義父が中村伸郎。浅丘の愛人役が ...
金閣寺
「炎上」 1958年 大映
最近忙しかったものでケーブルテレビの番組チェックをしていなかったら、11月は三島由紀夫特集をやっていました。大あわてでこの「炎上」と「愛の渇き」を観ました。
「炎上」は原作は三島の「金閣寺」 ...
役者に合わせるか、役に合わせるか
市川雷蔵についての本を読んでいたら、こんなことがかいてありました。「勝新は何をやっても勝新、錦之助(萬家、中村)も錦之助だが、雷蔵は違う。長谷川一夫もはやり、いつも長谷川一夫だ。」
確かにそうです。津川雅彦なんか典型でしょ ...
藤岡琢也
藤岡琢也さんが亡くなりました。腎不全だったそうです。なにしろ私のページのプロフィール画像の人物です、悲しいです。いろいろな病気を抱えた76年。お疲れさまです。
今年の4月に書きましたが、
藤岡さんは結
三田の図書館
昼休みに三田の図書館に行くことが多いのですが、映画の本のコーナーは特に通っています。この前までは渥美清関係を手にして、大概は読んでしまいました。
黒澤監督始め、監督に触れたもの、監督が書いた書籍は多いのですが、私は役者さん ...
オーラとバイ
ミクシィーの日記に書いた文章だけど、役者さんの話だから、少し編集して転記します。違うこと書きたいけど、いくつもネタないって。
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悶え
「悶え」 1964年 大映
昨日の話に登場した映画です。タイトルが凄いです、これじゃ当時アベックでは観にくかったのではないでしょうか?
確かに性に触れてはいますが、いやらしい映画ではないです。それでも、肉感的な若尾 ...
多々良純
多々良純が9月30日に亡くなっていたそうです。今日はたまたま「悶え」という大映映画(若尾文子主演)を観ていたら、脇で出ていました
多々良純は重宝されていたのか、昔の子供向けのテレビドラマにも数多くでていて、我々の世代にはと ...