女経
「女経」 1960年 大映
京マチ子、山本富士子、若尾文子の大映三大美人女優がそれぞれ主役をつとめるショート三話のミックスです。監督も別々で、第一作「耳を噛みたがる女」が増村保造(若尾)、第二話「者を高く売りつける女」が市川崑 ...
たった一年の違い
「負ケラレマセン勝マデハ」 1958年
「男性飼育法」 1958年
約一年違う映画ですが、東京映画で豊田四郎監督、森繁、淡島、小林桂樹が出演など共通点の多い二本です。(この間に撮られた『駅前旅館』というのも共通点が多い ...
五社協定
かつての映画会社で、大映は倒産しました。新東宝もなくなりました(後からでる新東宝は別の会社です)。日活も倒産しました、新東宝は普通の映画でたちゆかなくなって「エロ・グロ路線」、再生した日活は「ロマンポルノ」というものを手がけました、そ ...
おばけ煙突
「煙突の見える場所」 1953年 新東宝(スタジオ8プロ)
千住にあった、おばけ煙突の周りを舞台に描いたドラマです。おばけ煙突というのは、東電の旧千住火力発電所の煙突で高い四本の ...
大映の作る東宝的映画
「東京の瞳」 1958年 大映
6月のブログで「渇き」という映画を、大映青春映画として紹介しました。でも青春映画っていうと日活の吉永小百合と浜田光夫とかのイメージもあってよくわからないですね。
50年代の大映のウリ ...
様式美
「切腹」 1962年 松竹
なにげなく観ていたらひきこまれてしまいました。仲代達矢主演の時代劇です。江戸時代初期、戦国時代が終わり仕事にあぶれた浪人が屋敷を借りて切腹をさせてほしいと願い出ます。たまたまその意気を感じ仕官させた ...
俳優の顔
高峰秀子はテレビに出ること、ビデオで映画が流通していることが嫌いだと本で読みました。映画に出ることが自分の仕事だと考えていたようです。サイドビジネスや講演はしたようですが、銀幕以外で自分をあまりさらさなかったようです。
昔のえ ...
若尾文子
「座頭市と用心棒」 1970年 大映
題名のとおり座頭市(勝新太郎)と用心棒(三船敏郎)が出てきます。監督は岡本喜八。なんとも豪華なふざけた映画です。
この映画の約十年前(1961年)に黒澤監督の「用心棒」が撮られ、約 ...
台所太平記
「台所太平記」 1963年 東京映画
前に「猫と庄造と二人のをんな」という映画について書きましたが、この作品も同じ谷崎潤一郎原作の小説が映画になっています。ただ小説が発表されたのはこの映画の制作の前年1962年。谷崎は1965 ...
映画スター名鑑
普段書いている役者さん達を生年別に書いてみます。
女優篇
明治43年 田中絹代
大正 6年 山田五十鈴
9年 原節子
13年 淡島千景
高峰秀子
乙羽信子
京マチ子 ...