最後の戦犯

2015年2月2日

旧 11月10日 友引

NHKで「最後の戦犯」というドラマをやっていました。
敵国(米国)の捕虜を虐待したと戦争裁判にかけられる兵隊の話です。
設定としては「私は貝になりたい」と同じです。

ドラマのつくりは映画のようで丁寧にうまくできていました。
キャスティングもまあまあ。
いいドラマだと思います。

ただ、戦争裁判を今の時代に語る時の意義が見えてきません。
今上映中の「私は貝になりたい」は観る気がありませんが、
これもその意義がどうなのか興味あります。

フランキー堺が「私は貝になりたい」を演じた時代と現代はまるで違い、
我々は、太平洋戦争の歴史から数十年を積み重ねて知っているのです。
その中には、村山談話もあり、最近の田母神論文もあります。

ドラマでそのテーマ性を強くするもの問題ですが、
観る側はなにか感じるようにありたいと思います。

(Hatena::Diaryより転載)