個人と全体

2015年2月2日

旧 12月11日 仏滅

年明けからニュースはもっぱら不景気と雇用不安です。
年越し派遣村については昨日も書きましたが、数日間、数百人に食、住を提供しても
問題は解決しません。

雇用対策が言われていますが、企業としては利益が上がらないのでリストラをしているので
できることといえば、

  1. 利益ぎりぎりの範囲まで雇用を続ける
  2. 労働機会を分ける(ワークシェアリング)

ワークシェアリングというと、フルタイムの仕事をパート2人で分ける
(時間も半分、給料も半分)って印象がありますが、
いや実際そういう運用が多いのですが、
会社全体の仕事もシェアして、みんなの仕事と給与を整理して
雇用機会を増やすようなことが必要なのかもしれません。

しかしこれは反面、社会民主主義的で、会社や社会の活力を損なう可能性もあります。
やはりこんな時代とはいえ、各自の努力、能力を評価に反映させて行く必要があります。

政治は国民の生活を安定させる義務、会社は社会に貢献する義務がありますが、
労働者も、自分が優秀な労働者である努力をする必要があるでしょう。

それが難しいのですよ、私も悩んでいます。

(Hatena::Diaryより転載)