失踪日記
吾妻ひでおという漫画家がいます。
石森(石ノ森)章太郎にあこがれて漫画家になった人で、
この人の描く女の子は手塚治虫の影響をうけているのがすぐわかります。
(特に足です)
この人ギャグ漫画の巨匠なのですが、仕事につまり何度も逃げています。
漫画家というのは原稿落とすなんているのは良くあるようです。
真面目な藤子不二雄だって若い頃やってますから(「まんが道」参照)
しかしこの人のすごいのはそこから自殺失敗→ホームレス→別な世界で復帰
なんてことをしているのです。
しまいにゃ「東英夫」なんて名前でつとめている会社の社内報にまんがを投稿します。
見事採用、そりゃプロですから。
その後、もとのさやにもどったものの、アル中へ。
上記のドキュメンタリーを本人が漫画でつづったのが
「失踪日記」 吾妻ひでお著 イースト・プレス社
です。
赤塚不二夫もアル中ですが、この人の話もすごいです。
ギャグ漫画家というのは命をすり減らして描いているのだなというのが
わかります。
(Hatena::Diaryより転載)
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