カネボウ上場廃止
カネボウが上場廃止になりました、粉飾決算が原因です。
かつて紡績産業から多分野を手掛けた企業も経営再建中に汚点です。
そこで今日は、
「社長えんま帖」 1969年 東宝
言うまでもなく、社長シリーズです。なにがカネボウと関係あるかというと、
この物語の社長、大高長太郎(森繁)はマルボー化粧品の社長です。
しかも、彼の会社はグループ企業のひとつで、本家はマルボー総本社です。
ライバルの会社がすみれ堂。
こうなると、何をデフォルメしてるか明らかですね。
時代を感じるのは、「男性化粧品」が新しいマーケットになっています。
柳屋ポマードがせいぜいの時代だったのでしょうか?
MG5(資生堂)はこのあとですよねきっと。
さて、この映画は団令子が、芸者&社長の愛人候補。
内藤洋子がマドンナ(社長シリーズにもマドンナあり、私の私見です)ということもあり
かなりのお気に入りです。
実は私が最初に観た社長シリーズです。
この頃にはフランキー堺、三木のり平がシリーズから去っています、
代わりにそれなりの役者が演じていますが、
この映画にも出ている小沢昭一が及第点で、藤岡琢也と谷啓は今ひとつです。
(ちなみに私はクレージーのメンバーで谷啓が一番好きです、それとこれは別です)
(Hatena::Diaryより転載)
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