法治国家
今日、マイケル・ジャクソンに無罪判決がでました。
そのことに私はあまり関心がないのですが、
日本は他の多くの国同様法治国家なのです。
もちろん、マイケルに判決をくだしたアメリカも法治国家です。
社会科で「法治国家」という言葉を聞いた時は
勧善懲悪のような響きをもってうけいれました。
「悪いやつは法が裁く」って感じで。
でもそうではないですね。
法の基で皆が生きていくということ、そのルールに従っていればよいし、
破ると罰せられる。
私達の法律はとても膨大です。
一流の大学の学生ですら必死になって覚えなきゃ弁護士や検事のライセンスがとれません。
一般人にいたってはほとんど知りません。憲法の前文や第九条だって、
そらで正確に言える人は少ないでしょう。
いや通じるのかな、裁判で勝てば。
何かあった時も裁判をおこす権利や黙秘権などもあります。
すべて、法律になっているのです。
「行列のできる法律相談所」という番組があります。
あるモデル事例に、弁護士4名が判断するのですが、
意見があうことの方が少ないです。
法を勉強した専門科でも解釈はそれぞれということです。
えん罪で人生を棒にふった人もいます。
すべてをくるめて「法治国家」なのです。
何かあった時「えー聞いてないよ」とか「そんなの非常識じゃん」とかは通じません。
よくあるのは、簡単に「連帯保証人」になってしまい、人の債務をうけてしまう。
ただの保証人だと思ったら大違い、でも勘違いでは通じません。
(契約など、勘違いが通じる法律もありますが)
我々の国は、普通にのんびり暮らしていける可能性も高い国ですが、
一歩法律の落とし穴にはまると大変な目にあうこともあるということです。
その辺は、「ナニワ金融道」「カバチタレ」などのマンガが参考になります。
(Hatena::Diaryより転載)
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