法律の話
今日も法律について、
といっても本人法律のこと全くわかりません。
「七人の侍」 1954年 東宝
いわずとしれた、黒澤明の代表作です。
アメリカの「荒野の七人」という映画は、この映画が原作です。
NHKの大河ドラマ「MUSASHI」が「七人の侍」のシーンを盗作したという
著作権侵害で、黒澤側が訴えていた裁判があるのですが、
一審、高裁とも請求棄却になりました。
私は「MUSASHI」の該当の場面(いくつかあります)では、
『あー、これはあれだ。』と思いました。
盗作といえばそうかなーって思います。
飲み屋で数人でくだをまいているのなら、
「俺は盗作だと思う」
「いや、思わない」
で良いのですが、
法律で判断するということは、事実が著作権法に抵触するかを、
きちんと検証しなくてはなりません。
あたりまえですが、大事なポイントです。
話は変わりますが、三井物産のディーゼル社の装置の不正問題。
これは「コンプライアンス」の話なのでしょうが、
いったん企業の中では、法律を遵守するより利益優先が多いと思います。
きれいごとでは儲からない、皆もやっているんだ。
ところが、最近の傾向ではひとつほころぶとぞろぞろ出てきます。
中には法律違反をしている社長や、その下の社員が
発覚することなく職務を全うし退職していることもあるでしょう。
いざ、何かあったら個人で罰せられます。
会社にも罪はありますが、実行犯も犯罪です。
こういうとき、国家や法律は「情」では守ってくれません。
最近こんな事を考えて、息苦しくなっています。
(Hatena::Diaryより転載)
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