ビールの消費
今日は田中絹代の事を書こうと思ったのですが、後日にします。
(ニュース番組で特集を飛ばすみたいだ)
普段と違って昔の専門だったお酒のお話。
ビール類の消費減が止まらないそうです。
ビール類とはビール、第二のビール(発泡酒)、
第三のビール(リキュール類などに分類)の三種の合計です。
メーカーは発泡酒だ、第三のビールだって売り出して
それらの出荷数が伸びたって言ってたけど、全体で下がるんじゃ
単価が下がるだけなのです。
(わかってたとは思うんですけどね、じゃなきゃバカ)
たとえば、晩酌で缶ビールを1~2本って人が、安い発泡酒になったからって
本数はそうそう増やしませんよね。そうじゃなきゃ家計にメリットがありません。
あるメーカーが安い物を売り出して抜け駆けすれば、やがてどこも追随します。
我慢していたアサヒが発泡酒を出したように。
そうすると、全体の首を絞めているんですよね。
今の時代に成り立たない話だけど、高くとめておくべきなのです。
だからこそ、税金のメリットを活かす目的とはいえ、ビール本来からはずれた
発泡酒が間違っていたと思います。
日本の酒造業界は戦中に三増酒(もろみ1に対しアルコールと添加物で3の酒を造る)
に続き大きな失敗をしたと思います。
サントリーの偽者ウイスキーとかもありますけどね、
そういえが彼のメーカーは最近モルトウイスキー(一応まともな造りのウイスキー)に
「アクア ヴィーテ」なんて商品名をつけています。
これはラテン系言語の国で蒸留酒の一般名詞なんです、いいのですかね?
(Hatena::Diaryより転載)
ディスカッション
コメント一覧
今後発泡酒の方が圧倒的に多くなり、その後10年過ぎれば、第二のビール、第三のビールではなく、ビールの方が「昔の発泡酒」と呼ばれるようになる、と書いていた記事がありました。おもしろいなと思いました。
でも、この件でちきりんが一番腹立つのは、国税当局です。ビールは庶民の飲み物。なんでここまで企業(ビールメーカー)を追い込まねばならぬのか甚だ疑問です。今の「とりやすいところからとる」を「とるべきところからとる」に変えていく必要性を切実に感じます。