猫と庄造と二人のをんな

2015年1月22日

選挙後も一段楽。(って関係者でもないけど)、映画モードです。
ちなみにDynabookはウイルスソフトは入り、オフィスなども入りました、
今プリンタを繋いでいます。で、このブログはまたマックで書いています。

「猫と庄造と二人のをんな」 1956年 東京映画
これは以前友人が、森繁好きなら香川京子の出てた映画知らない?
という問いに知らなくて、調べたらこの映画でした。
今月ケーブルテレビでやっていたのでやっと観ました。
ちなみに、ブラックジャック(手塚治虫)に「猫と庄造と」というストーリーが
あります。
この映画の原作は、谷崎潤一郎なので、手塚先生もそこから採っています。
手塚先生は、若干話をひねっています。
というか、原作を知らないので今度読んでみます。
原作のある映画は多いのですが、読む気になるのは珍しいです。
不思議なお話です。

というわけで、ストーリーでなくキャストの紹介。
森繁は、例によって「ダメ男」です。森繁の本領発揮ポイントのひとつは
ダメ男、もうひとつは、ひとり芝居です。この映画でもエンディングに魅せます。

香川京子、和風美人と言うか、上品なイメージの女優さんです。
「天国と地獄」「まあだだよ」など、黒澤映画にも多く出演しています。
「どん底」でみせた演技に近い感じがします。
水着やらビキニの普段着やら、下着やら。
多分、当人も今ではびっくりするぐらいサービスしています。

他は、山田五十鈴、かわいいです。これも私には普段ないイメージです。
高峰秀子が一番きれいな女優は山田五十鈴と書いていますが、少し理解しました。
山茶花究、哲学好きの親父。でもこの人は森繁との共演はいい感じです。
一緒になるシーンはありませんけど、キャスティングの締まりがあります。
ちょこっと、三木のり平も出ていたりして、というところです。

原作を読んだらまたレポートします。

(Hatena::Diaryより転載)