100円ショップとマンション
先日紹介したヒューザーという会社のサイトはようやくお詫びのインフォームを載せたようです。しかしまあ読んでみると、下請けのやったことで預かり知らない、うちは悪者じゃない、倒産したらユーザーに賠償もできなくなるから国などにも面倒みてほしい、というようなことが書いてあります。
この会社は、広いマンションを安く売るのが特徴だそうです。吉野屋の昔のキャッチ「早い、安い、うまい」のように「広い、安い、危ない」のようです。
100円ショップは最近はいっときのような勢いはありませんが、なぜはやったかというと、150円~200円以上の価値を感じる商品を売っているからです。今のお客さんは選択肢が多様ですから、食品や文具でスーパーの方が安い、オフィスデポの方が安いとなれば100円ショップでそういう商品は買わなくなります。
日用品、衣類などの消費財は20年ぐらい前にくらべるて、消費者の質が上がり、基本的に、安かろう悪かろうでは市場に残らなくなっています。
家電や自動車という耐久財でもかなり淘汰されたはずです。
マンションは、「あんな店で二度と買わない」というシロモノじゃないので、失敗したら最悪です。その分作り主や売り主が、安かろう悪かろうの売り逃げみたいなことがおきているわけです。いやーひどいな。
(Hatena::Diaryより転載)
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