サラリーマン忠臣蔵
「サラリーマン忠臣蔵」 1960年 東宝
タイトルに「社長」とはつきませんが、社長シリーズの仲間です。これをシリーズにいれる方といれない方がいますが、作りは社長シリーズです。
森繁は本編で専務、続編で社長になります。
東宝のサラリーマン映画100本目であるらしく、豪華なキャストです。
■まず社長シリーズのレギュラー
森繁久彌、小林桂樹、加東大介、久慈あさみ、司葉子、草笛光子、新珠三千代、
有島一郎、東野英治郎
■東宝映画のスター
池部良、宝田明、三橋達也、夏木陽介、団令子、中島そのみ
■黒澤映画の常連
三船敏郎、志村喬
■お笑い系
山茶花究、、柳家金語楼、左卜全、八波むと志
これだけいるので、三木やフランキーはいません。
ストーリーはもちろん忠臣蔵のパロディです。浅野社長=池部、大石専務=森繁、吉良社長=東野、という具合です。
1959年の「社長太平記」と「続・社長太平記」はかなり異なる作りで、その後、「新・三等重役」4作、この忠臣蔵の正・続2作、「社長道中記」の正・続2作、「サラリーマン清水港」の正・続2作を経て、1962年の「社長漫遊記」に続き、安定します。
安定するというのはマンネリが開始される訳ですが、過渡期を経た「社長漫遊記」は傑作です。
また、明日。
(Hatena::Diaryより転載)
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