結核という病気

2015年1月20日

今朝の産経新聞で宇津井健の「渡鬼」への意気込みがインタビュー記事になっていました。知っている方が多いと思いますが、藤岡琢也の降板をうけての代役です。

その記事で知ったのですが、藤岡は昔結核で片肺を摘出しているのですね。前に書きましたが、小林信彦が渥美清についての本を書いています。その中で渥美が若い頃結核で片肺を無くしているとありました。
そうか、藤岡も同じなのですね。

それにしても、好きな役者さんなのに知らないことが多いものです(なにしろ私のプロフィールの写真は、藤岡琢也と小林桂樹のTu-kaのやつだし…)。
ひとつには、目に見えないことだからそのハンデを強調することが得にならないから、むしろマイナスだからあえてアピールしないんでしょうね。
渥美清が片肺でも、車寅次郎はそうじゃない。藤岡琢也も昔はコロコロした感じで、とても病人に見えない人でした。

昔は結核になる人が多く、伝染する、死につながる恐い病気だったそうです。
「点と線」で高峰三枝子がやる夫人の役も結核患者で、空気のきれいな別荘にいます。彼女の主人はキスをしたあとうがいをしています(それが医学的に有効かどうかはわかりませんが)。

藤岡さんは糖尿もわずらってて、大変なようです。是非良くなってもらいたいです。

(Hatena::Diaryより転載)