都知事の過去
「危険な英雄」 1957年 東宝
異色な映画です、石原は新聞記者、刑事役が志村喬。ライバルの新聞社の記者が仲代達矢、ある事件の関係者が三船敏郎と、黒沢映画の常連の中に石原慎太郎がいます。
他にも、小沢栄太郎、多田良純、佐田豊、司葉子、中北千枝子、宮口精二など名優がたくさん出てます。
石原慎太郎は作家として数多くの作品を映画に送っていますが、役者としての主演作も数作あります。しかしほとんどが自分の書いた作品でこの「危険な英雄」と大映の「穴」は自分で書いていない例外の出演です。
「穴」は市川崑監督の名作で、京マチ子が最も魅力的な映画のひとつだと思います。この作品では慎太郎は歌を唄ったり、青年作家役で出たり、どちらかというとシャレでやってます。
「危険な英雄」では主演で、合理的に記事を追う記者を演じてます。なんでこんな作品があるのか不思議です。
都知事はたまに観ることがあるのでしょうか?
(Hatena::Diaryより転載)
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