国家の連続性

2015年1月20日

ドイツでサッカーのワールドカップがあるので、ニュース23でドイツについて特集していました、ナチスの話もでていました。
ドイツという国はヒトラーやホロコーストの間違いは認めていますが、ドイツという国の歴史は否定していないように感じます。あたりまえです、普通の国家は否定しません。

ニッポンは昭和20年の敗戦後とその前、明治と江戸とを切り離してしまっています。それ以前が間違いであったという否定のもとで考えさせられるのです。

もっとも我々は過去を「水に流して」前向きにやっていけるといういい面ももっています。できないでしょう、アジアの大きい国でも、中東でも。

ただ、やっぱり過去のいい遺産は残しておくべきです、国民がいまだ全く明治から昭和初期を総括できていない(司馬史観なんかに騙されている)のが問題です。

(Hatena::Diaryより転載)