硫黄島からの手紙
金曜日の夕方、ぽっかり時間があいたので、渋谷で映画を観ました。なにか観る気で行動していたわけではなかったので、いきあたりばたっりで「硫黄島からの手紙」を観ました。
クリント・イーストウッド監督、スティーブン・スピルバーグ制作のアメリカ製日本映画です。
キャストは渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、裕木奈江、中村獅道などです。ストーリーも撮影も出来はいいです、でも感動はしませんでした。
まあ、感動しないですよ、大本営に見捨てられざるを得ず全滅していく軍の話ですから。その中の人間同士の感情や生きざまを描いています。兵隊にも仕官にも人生があるし、それぞれがただの一個の人間であるということ。
この事に関しては、もっと安っぽい映画ですが「兵隊やくざ」で描かれていることと変わりません。
こういう戦争映画を観て、だから戦争はしてはいけないというのも一考です。ただ、真珠湾攻撃の計画からから山本五十六の死に至るまでの日本軍の意思決定。敵をあなどった戦。負けたというより自滅的な要素があります。
現代だって、隣国が核開発をして、それでも尚、座して死をまつがごとき平和論がある日本です。過去に学ぶことが必要でしょう。(つまるとこ、やっぱりこの話…)
(Hatena::Diaryより転載)
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