あこがれの不二家

2015年1月15日

昨日食品のことを書いたら、今日(昨日から)は不二家が消費期限の過ぎた原料を使っているというニュースがありました。
メーカーの記者会見でおもしろかったのは、「昭和30年代からやっている職人が製造していて、そういう感覚が薄かった」みたいな事を言っていました。今回の問題は組織ぐるみらしくそんな小さな事ではないようですが、古いメーカーならではの苦肉の言い訳です。

実際、年配の方のほうが期限とかの認識が薄い人は多いと思います。うちの親などそうで、いちどフライを食べる際、ソース出してと言ったら半年も前に切れた物だったので指摘したら、新しい(口を切っていない)のも同じロットでした、安いときにまとめ買いするのです、年寄り二人のくせに。他もチェックしたら切れたものがわんさか出てきました。
自分はある程度知識があるので、切れたらやばいものとか少しはわかってる気でいます。冷暗所に保管した調味料なら口を切っていなければ少しは平気。レトルトや缶詰は開けて異常がなければOK。パスタや乾物は見て異常がなければOK(湿ったり、変色はだめ)。
冷蔵庫に入れとくものは基本的に期限内がいいかな。冷凍も含め、見かけ異常がなくても味が落ちます。

しかし、今回のは内部告発っぽいですが、添加物も含め、外食や加工食品で安全を求めるのは不可能に近いぐらい大変ですよ。割り切って考えましょう。
「チョコレート戦争」世代には、不二家なんてあこがれのメーカーで、ショップのお菓子なんか羨望の的でした。
今回のことは残念ですが、夢をあまり壊さないよう、責任を感じてほしいです。

(Hatena::Diaryより転載)