春雪の門
「春雪の門」 1953年 大映
山本富士子、若尾文子共演作品です。山本22歳、若尾19歳の時の作品です。
あらすじは、
名家の令嬢、真理子(山本富士子)、実業家の息子(高松英郎)に結婚を申し込まれていますが、デートの時暴漢に襲われます。その時救ったのが杉龍太郎(菅原謙二)。
真理子は杉に恋をしますが、家庭の事情で不本意な相手との結婚が決まってしまいます。
一方杉は、柔道を博徒との喧嘩に使ったことで、紘道館を破門されます。そのとき厄介にな家の娘役が若尾。
杉へは3人の女性が恋心を持ちます。
大映というと長谷川先生、雷蔵、勝新ですが、菅沼謙二さんもいい味だしてます。
さて、山本と若尾の共演は多くはないです。看板女優だから分けて出したほうが大映は得ですものね。
永田ラッパが「山本富士子が高嶺の花なら、若尾は低嶺の花」といいましたが、この映画の二人の対比はその言葉がわからなくもないです。実年齢では3歳と違わないのに、あどけなさののこる若尾と、これこそ日本一美人顔の山本はレベルの差を感じます。
僕らは逆から(遡って)観ているので、1960年代の艶っぽい若尾文子が頭にありますが、この頃の若尾がああなるとはちょっと想像できないかもしれません。
ところで、プロジェクターを買って日は相当経ったのですが、この度ようやく天井取り付けが成功しました。
費用2000円ぐらい。スクリーンの時もそうだったのですが、天井にコンクリートアンカーつけるドリルが手が疲れるのです、大変でした。
(Hatena::Diaryより転載)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません