レコードライフ

2015年1月22日

最近、またアナログレコードにはまっているのはこの前書きました。
昔の事を思い出しつつまた少し書きます。

小学校高学年の頃ラジカセを買ってもらいました。
「National 音のMAC」です。
http://www.geocities.jp/yumesawanachi/radio/national-rq552.html
これで、ラジオからテープに録音したり、テレビの音を録音したり(ただしケーブルが無く、内蔵マイクで録音していた)して楽しんでいました。

しかし、本格的に音楽を楽しむにはレコードプレイヤーが必要です。
当時わが家にあったレコード再生機は、1960年代はじめ(私の生まれた頃)のもので親父の購入したステレオですが、すでに10数年経過して全く使わなくなっており、針も無い状態でした。
このステレオは、スリーピースで、左右にレシーバー(チューナー+プリメインアンプ)付きのスピーカーがあって、レコードプレイヤーがセンターに置かれます。
左右にチューナー(AMラジオ)がついているのは、AMが二局(NHK第一と第二とか)でステレオの左右の音を送信してステレオ放送を行なっていたからです。

ステレオといえばFM放送でしたが、そんな時代もあったのです。
ちなみに本格的なAMステレオは1990年代に始まりましたが、いまではほとんど必要性を評価されていないようです。

そんな状態なので、親にねだって中学生になって、TRIOのシステムコンポーネント(こんな言葉も今はないでしょう)を買ってもらったのです。
レコードプレイヤーとFM/AMチューナー、プリメインアンプ、スピーカー、専用ラックのセットでした。
ようやくレコードを聞けるようになりました!

ところで、National=松下電器はPanasonicに社名を統一するそうです。
私が憧れたテクニクス(Technics)は既にオーディオ部門ではなく、DJ機器の専門ブランドになっています。
業務用の音響はRAMSA。

今は、Panasonicはオーディーオビジュアル、デジタル機器などの総合ブランドで(携帯は創成期から"P-“ですよね)、Nationalが一般家電というブランド構成ですが、今後Panasonicだけになるようです。

10年ぐらいすると、「それ、ナショナル?」なんて聞くと、「ナショナルって何?」ってことになっちゃうのね。

(Hatena::Diaryより転載)