人間が使うことのできる地球
原油の高騰でガソリンやら灯油の値段が上がり、重油を使う産業も苦しんでおります。
そんな中民主党はガソリンの暫定税率撤廃を訴え「ガソリン値下げ隊」などという活動をしております。
確かに石油の値上がりが国民生活を圧迫しているのですが、原油の高騰が原因なのであって、本来ガソリン税は直接関係ありません。
税金を取ってもろくな使い方をしていないから、廃止しろってことかもしれませんが、それでも筋が違います。
ふって沸いたように活動せずに、いつも言ってれば良いのです。
もちろん、政治家だって機を見て行動すべきですが、それは国民、選挙民の利益を優先すべきで、政局の為ではダメです。
さて、今日言いたいのは民主党の悪口ではありません。
石油資源はいつかは枯渇するでしょうし、他の資源も有限です。地球の人口を養えるだけの資源、食物生産が今後不安定になるのは確実です。
そこで今起きていること、ちょっと早く石油が減ってきたと考えたらどうでしょう。
石油を使う産業は困ります、売上も減るでしょう、失業者もでるでしょう。
でも、仕方ないのです。
これから先、仕方ないことがたくさん起きます。
地球を使う速度をゆるめて、なおかつ人類が消費を増やし続けるなんて矛盾はゆるされないのです。
ガソリンも灯油も上がって、理由は別ですがタクシー代も上がった、諸物価も上がり気味。
庶民の家計はまず何を考えます?
節約でしょう。
政治家と経済学者の考えは違うのです、それは消費を停滞させること、成長を止めることが悪だからです。
でも地球を使う速度をゆるめるには節約しかないのです。
資本主義の賞味期限であるともいえます。
(Hatena::Diaryより転載)
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