まず、借金をなくす
給料が上がらないのに、諸物価が上がり、スタグフレーションの危機もいわれています。
「すべて政治の貧困」なんて使い古された言い方も性懲りもなく復活しています。
確かに今の政治もろくでもないのですが、今に至る一番大きな問題は、赤字国債でしょう。
1965年に初の赤字国債が計上されましたが、その時は「ちょっと足りないから」ぐらいの感覚だったのが、
飽くことなく繰り返され、40数年たった今では、利払いだけで予算を圧迫するものになっています。
この借金を減らすために、まずは赤字のでない予算、つまりプライマリーバランス(単年度の収支)を赤字にしないという目標があります。
そして徐々に借金に手をつけるわけですが、あまりに多額でこれをスパッとなくすのは不可能です。
竹中平蔵氏も大臣の頃、不可能だと発言していました。
今国会は、「ガソリン国会」になりそうです。今日は鳩山由紀夫が質問していましたが、民主党は自分らが政権をとったらあれも補助する、これも出すってことばっか言って財源の話が見えません。
取れる税金ってもうそんな多くないし、増税は大変なのにその議論が後回しじゃ、舛添さん以下の先を見ない発言でしょう、なにしろいいだっしぺの小沢一郎はすぐ退席しちゃうし。
話がそれたけど、給料の半分が利子であるような状態だったら、どうにかして借金を返すことを考えるべきです。もちろん生活を支えたり、先行投資もあるから簡単じゃありません、緊縮だけじゃ借金は返せません。
でも、政治家の多くが、さらに金を使うって考えじゃなく、借金を返すって事を考えて国会に臨んでいるべきじゃないでしょうか、少なくとも今の日本では。
(Hatena::Diaryより転載)
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