使い回し、功罪

2015年1月23日

旧 4月16日 先勝

嵐が去った東京では、まだ曇った夜空に月が見えます、満月です。
昨日思いがけず量の多い出力が入り、出し切っていなかったので、今朝は早めに会社に行くつもりでそれなりに早く出たのですが、京王線が超スロー運転で、いつもとあまり変わらないご出勤でした。

デパ地下のテナントの鮮魚店で、日付切れの刺し身を販売していたそうです。
先日も、例の料亭で先のお客様の残りの料理を使いまわして問題になったばかりです。

鮮魚の担当者、料亭のオカミは「もったいないから」と釈明しています。
しかし、商売ですから釈明にはなりませんね。

どちらも目的は利益です。
商売は(売上-仕入-ロス=利益)です。

売上を稼ぐには広告や信用や口コミやいろいろ大変です。
簡単には上がりません。
売上が同じなら仕入れコストとロスを減らす工夫で利益をだします。
使い回しが工夫ではありませんが。

日本全体で見ると食物の廃棄量ってすごいらしいです。
そう考えると食べられるものは捨てたくないですよね。
これが、もったいないという考えは正しい。

自分が買ったものなら、期限が切れてるのを食べるのも自己責任。

とても多くの人間が豊かに生きていくシステムは矛盾と不都合が多いです。
気づいていても直せないでしょう、難しいですね。

(Hatena::Diaryより転載)