女子アナを想う

2015年1月23日

旧 4月22日 先勝

フリーのアナウンサーの川田亜子さんが亡くなりました、乗用車で練炭を使った自殺のようです。場所は私の勤め先のすぐそばでした。

きれいで、トークの才能もあったので、TBSにいた頃から人気がありました。私も、稲垣の番組などは好きでした。

テレビ局(主に在京キー局)の女性アナウンサーを女子アナと呼びます。
有名大学を卒業し、それに加え留学経験があったり、帰国子女であったり、ハーフ・クォーターであったり語学に堪能な人が多いようです。
そして、一般的に見て美人であります。
つまり才識兼備な女性が集まっているのですね。
入社後数年で1千万円台の収入を得るという話しもありますから、エリートです、セレブです。

でも、彼女等の仕事の籍は「芸能界」にあると思うのです。
(本当は違うのだけど)喋ることしか才能がないお笑いの連中や、容姿にしか長所のないグラビアアイドルなんかと同じ土俵で仕事をしたりするのですね。

最近の番組はそこがシームレスで、出演者の誰が局の人間だかわからないぐらいになっています。

芸人であれば、自分の人生やキャラクターを仕事の上で消耗してゆくのは仕方がないのですが、
芸人の上の人、下の人が芸人とまじあって芸能界を構成している矛盾があります。

ナベプロ創成期や、大橋巨泉の頃まではそれが良い効果をもたらしたのですが、
現在はマイナスになっていると思います。

とりとめがつきませんが、川田さんの死の原因はわからないので、彼女には直接は関係ない話です、念のため。