きっと来る大変な時代
旧 4月24日 先負
過去数年~十数年、給料が上がらない、むしろ下がるなんて時代が続いています。
この一~二年、大手企業ではベアが少し上がったようですが、それもささいなものです。
それでも、「デフレ」という現象で物価が安定した低い水準にあったのは幸いでした。
世の経済学者の多く(竹中、森永など)はデフレを悪としインフレターゲットの導入を語っていました。
少し前から各種の価格上昇がいわれていましたが、ここに来て高騰の止まらない原油の影響も重なり、いろいろな物の価格が上がっています。
前に「真剣に消費をする時代」
真剣に消費をする時代 – たけいちろうの日記/20080320
真剣に消費をする時代(2) – たけいちろうの日記/20080509
という題で書きましたが、すこし甘いかもしれません。
きっと未曽有の不況、危機が日本に来る気がします。
でも、まだちょっと気づかないくらい国は豊かです、でもどうして成り立っているか考えると、
そして支出は増え続けます。
保険や年金のシステムを少しいじくってもたかが知れています。
日本を豊かにした原動力は断然、ニ次産業でした。
ものづくり、だから世界の松下、ソニー、トヨタです。
その後の電子機器もしかり。
いまはそれらのブランドの多くが、マレーシア、タイ、、台湾、中国にいきました。
欧州の国のごとく第三次産業(サービス、金融など)への転換を説く人もいますが、
日本人は国際的に通用する商売は苦手でしょう。
なにより、宗教的価値観が相反するから。
私は、農業への回帰しかないかなと思うのですがね。
(Hatena::Diaryより転載)
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