これからの世、経済よりも
旧 7月19日 先勝
アメリカ発信の市場経済主義が世界をめちゃくちゃにしています。
かつて資本家の専横に対し共産主義の考えが出たように、
今の投機的投資筋には抵抗する考えが必要なのかなと思います。
ただし、もう20世紀のはじめのような世界は戻ってきません、
一番大きいのは、人類の中で経済で恩恵を受ける割合が圧倒的に増えたのです。
かつて文明に属さなかったり、搾取されていたりした国も地域も発展を求め、
経済の発展を目指し、獲得しています。
日本は戦争で負けたとはいえ、20世紀の世界で極めて幸せな道筋を得ました。
幸運ともいえる日露戦争の勝利、講和。戦前の経済的発展。
戦争で多くの犠牲が出たことは悲しいことですが、
戦後の発展はあの敗戦無しには成しえなかったでしょう。
でも、これからのニッポンには暗雲がたちこめています。
国も国民も貧しくなるでしょう。
でもきっとアメリカの市場主義経済を追っかけて、後世への借金を増やし続けるのでしょう。
貧しくなるのは辛いことです。
でも、そのかわりをなにかみつけていかなければ、
今のままをどうにかではダメだと思うのです。
その「なにか」は、文化です。
(Hatena::Diaryより転載)
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