大相撲の悲劇
旧 8月9日 仏滅
大相撲の力士二人が大麻検査の結果で解雇、理事長であり親方の北の湖が辞任、
大鵬部屋の大嶽親方に降格です。
この問題、つまり力士の大麻吸引の是非などに関しては興味がありません。
ただ有名人として、やばい橋は覚悟が必要。
外国人力士は、高見山や小錦の時代は別にして、今では日本人と同化して相撲をとるのは無理です。
出自、習慣その他みんな違うし、部屋でも個々に世話できない(ほど外人が多い)のですから。
(初期の外人力士がアメリカ=英語であるのに対し、最近はモンゴル、ブルガリア、ロシアなど、
日本人には通常全く馴染みのない言語圏の出身であるのもコミュニケーションを悪くしていると思います。)
今夜になっていきなり、上記の処分、進退に至ったわけですが、
居座ってどろどろになるのをさけたのでしょうね。
出処進退といいますが、福田さんと同じです。
でも本来の出処進退には「覚悟」が必要なのですが。
朝青龍の時もそうだけど、こうなると相撲協会の体質が悪いなんてマスコミが唱えます。
元力士による理事会が運営を行なっている、通常の会社なら社外取締役を設置するとか。
でもこれは、勧進興行という日本の芸能のひとつのかたちで、
そこに胴元やタニマチがかかわってバランスがとれるのです。
相撲や歌舞伎、落語もそうですが、型が保てないのであれば、芸として命がなくなります。
ただのスポーツではない伝統文化が今、音をたてて崩れています。
(Hatena::Diaryより転載)
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