さーて、どうする?

2015年7月1日

旧 3月8日 仏滅

今朝、渋谷に着いたら山手線が止まってました。
田町(私の目指す駅)で人身事故です。

人身事故っていうのは理由はさておき、人が亡くなったり、
大怪我をすることがありますので、軽々しく語れませんが、
朝のラッシュでは、はっきり言って迷惑です。

渋谷も含めラッシュ時のターミナル駅は分単位で大勢の人が流れます。
流れが止まると溜まって大変なことになります。

案の定、そうなってました。

で、どうするか。
これが山の手線内のこういう場所じゃなければ、
「行くか(行けるか)、行かないか」
になるのですが、幸か不幸か、渋谷-田町だったら代替えがいくつもあるのです。

京浜東北線は動いているので、銀座線で渋谷から新橋に行き引き返すという
クラシックな手段が思いつきます。
実際、これで行ったこともあります。

山の手のホームまで行って、止まっている電車に一度乗りはしたのですが、
回復の目処がわからず、上記の手段でも試そうかなと思ったら、アナウンスで

「品川、東京方面のお客さまは『りんかい線』にご乗車頂き、
大井町で京浜東北線にお乗換えください」
と言っています。

確かにそうです。
渋谷の埼京線と、りんかい線は、-新宿もそうですが-、後から作ったので、
恵比寿方面にホームひとつ分くらいずれています。
それだけ歩かなくてはいけません。
さすがに、あふれた人でスローモーな流れです。
ようやくホームに着く頃に、
「山手線は運転を再開しました」とアナウンスが…。

今から引き返すのもためらわれ、そのまま乗車し(ものすごい混み方)、
大崎で山の手線に乗換えました。

地下鉄がめぐっている都内だと、何かの線が切れても、
30分ぐらい余裕を見れば、まわって該当の駅に着くか、
でなくても、タクシーでワンメーターの最寄り駅まで行けたりします。

今朝、りんかい線の中で考えました。
これはとてつもなく便利な機能だなーって、
いくつもの、ものが毎日、毎時に怠けずに動いてる。
それが、「あたりまえ」なのを享受できているのです。

だけれども、それが不幸でもありますよね。
縛られてる。
電車が止まったぐらいのことで、一日仕事を休む。
それぐらいが、本来の人間のペースだと思うのです。
違いますか?

(Hatena::Diaryより転載)