白いご飯と肉のスープ

2015年7月1日

旧 3月11日 先勝

将軍のお父さんの金日成は、人民が3食、
白いご飯と肉のスープを食べられる国家を目指したそうです。
現在もかなえられていません、どころか餓死者が出ている国家です。

国体や政策が違ったら、その目標がかなえられたでしょうか?
わかりません。

ただ、我が国に比べると、うんと寒く、
米を作るのがそんなに簡単でないとは思います。

文化的にも、中国やロシアと地続きの隣国であり、
その干渉があります。
両国の支援(援助)を受ける立場では問題なくても、
自立するには大きな壁です。

我が国と比べると、少し豊かになるための困難さが大きいと思います。

だからって、金日成、金正日の歴代の政治を肯定しているものではありません。
ただ、彼らの立場は我々と違うのです。

私たちの国家はかつて、文化や経済の違う国家の中に飛び込んで、
すこし浮かれポンチになって、世界の力から浮き上がっていることに気づかす、
大きな失敗を冒しました。

北朝鮮は、自らを示すために様々な事をすると思います。
今回のこともそのひとつです。
日本は(国際社会の中で)、何も悪いことはしていないのだから、
自分の正義や、二国間のことはさておき、長い目で見た国益を考えるべきです。

そうしないと、いつの間にか、日本が浮き上がってしまいかねません。

(Hatena::Diaryより転載)