借金するのは誰にいけないの?

2015年7月3日

旧 6月10日 先負

均して勘定すると年金の未納率は半数を越えるそうです。
もはや制度として機能していないのはあきらか。
いったん清算して新しい機能的なシステムをつくるべきです。

清算が不平等になる懸念はありますね。
NHKの受信料もそうだけど、まともに払ってる人の身になれっていうんだよね。

最近、ケーブルで「ミナミの帝王」をよく観ています。
同名のマンガの映画版。主演竹内力で、今観ているシリーズだと竹井みどりやいしのようこが共演。
ナニワ金融道と同じような、関西系の金融会社と借金を抱えた人のドラマです。

私も、住宅ローンと毎月数千~数万クレジットカードを使いますので、
借金を抱えてますが、単に「金を借りる」ってことはしていません。
利子がバカらしいですからね。
カードのリボ払いなんか最たるもので、カード会社はこれを使わせようとやっきですが、
私は手動で一括に変更しています(ハナはリボになるように仕組んである)。

借金が何故いけないか?
私のように利子が無駄だからはもっともな理由ですが、
それでも資金がいる時は先立つ物が必要です。
ちょっと借りて…返せるから、返せるからってうちに膨らむものです。

ここで一考。
借金は誰にとっていけないことでしょう。
貸し手は利子さえとれればいいお客さまです。
闇金だって銀行だって、上記のクレジット会社だって、利子がほしい。
では?
借金は自分の為によくない、それだけです。
利子が返せない、本来の稼ぎ以外で奢侈する。
これは自分に跳ね返ってきます。

もちろん家族や友人を巻き込めばその人達にも迷惑ですが、
悪いのは自分。
最後は自分の責任です。

私たちの国家は何百兆円も借金しています。
(バランスシート云々はさておいて)
もし、これを「お前これでお返し」と長者が借金を消してくれても、
国の予算は毎年マイナスなので、借金はすぐにまた増えます。
こういうの禁治産者といいます。

ましてやそんな長者はあらわれない。

国債などを通じて借金してますから、貸し手は国民や金融機関。
利回りが保証されてるうちは、貸し手は迷惑ありません。

やはり借りた本人にとってよくない。
本人は?

福田赳夫以来の歴代政治家なのですが、
当事者意識がないまま、今日ですよね。
なんなんだろう。

(Hatena::Diaryより転載)