言葉

2015年1月21日

旧 1月23日 大安

「日本語は亡びない」なんて本が出てるそうで、ふーんなんて思ったら、
その前に「日本語が亡びるとき」ってのが出てて、そのアンサーのようです。

ほんとに亡びるかどうかはドラえもん呼んでこないとわからないけど、
国家財政、安全保障などの(国体を維持する)方が心配です。
日本語より先に日本国が…

これらの本はやがて読むつもりですが、内容がわからないので別な視点で。

言葉はその国の文化、特に歴史の影響が強くあると思います。
成り立ちしかり、現在の形しかり。
日本語なら漢字の影響が一番大きいけど、現代語はグローバルな影響を様々に受け、
また変わっていってるのだと思います。

先の大戦後、日本語はダメだ、日本人は英語を使おうなんて運動が、本気でありました。
でも言語ってそんな優劣ってないと、今の私は考えています。

スペイン語を始めるとき、「スペイン語は簡単だ」なんて天の声?を聞くときがあります。
例えば、
•読みが簡単(ローマ字=ラテン語系だから)
•主語を省略できる、語順に強くとらわれない
なんか。

ところが、どんな言葉でも人間の状況や感情を伝える道具で、そのへんの差
(適切じゃないけど知能の差)は言葉の壁によらず案外共通で、
形は違っても伝える能力はちゃんと備えているのです。

スペイン語は確かに英語より読み方は楽だけど、その分似た音が多いし、
ネイティブは早い。巻き舌なんて関門もあるし。
主語が省略できるけど、動詞の活用がその数だけあるし、
語順が自由なようで、やはり動詞の活用が肝になる、接続法なんてものもあるし。

簡単なものはない、上下もない、日本語はすばらしい。
でも、スペイン語がんばろう!そしてキューバ。

キューバ行きまであと"53"日
Lunes,ocho de marzo de 2010

(Hatena::Diaryより転載)