Crisis de los misiles en Cuba(クリシス・デ・ロス・ミシレス・エン・クバ)

2013年4月17日

Crisis de los misiles en Cuba:キューバ危機

北朝鮮がミサイルを発射するのではといわれてここ数日音沙汰なしです。できれば安穏に済んでくれればいいと思います。ただ、北朝鮮は遅かれ早かれ国体の変化が必要ですからそれに向けた混乱が隣国である我が国に影響するのも避けられないかと思います。

考えてみればわずかしか離れていない国がコントロールが出来ていると思えない核兵器を手にしているってうすら怖ろしい事ですよね、なんとなく慣れてきちゃった気がします。

1964年に世界が実際の核戦争に突入するかもしれない事件がありました、キューバ危機です。
ソ連のフルチショフとキューバのフィデル・カストロがアメリカに反発しキューバ国内に核ミサイルを配備し、対応に苦慮したアメリカはジョン・F・ケネディの指示のもとフルチショフとの交渉で危機を脱しました。

fidel

トリニダのバスターミナルに飾ってあったフィデル(taquillaはチケット売り場という意味です)。彼は存命中は銅像などをつくらないようにという方針で、街中のプロバガンダにゲバラやホセ・マルティのものは多くありますが、カストロは多くありません。

話は戻って、フィデルは自分の頭越しのソ連とアメリカの和解に不満だったそうで、核攻撃を本気で望んでいた節があります。当時、フィデルが37歳、過激な共産主義者の一面がうかがわれます。ちなみにケネディ大統領は45歳。若い指導者達が世界戦争の鍵を握っていたのですね。

今回の北朝鮮の指導者は更に若いです。

tank

ハバナの革命博物館の前に飾ってある戦車、メモリアルで自国の成り立ち、防衛なんかを認識しておくのは大切だと思います、日本でも靖国神社に行けばいろいろ見られるのですが。