虚しく、儚く、悲しい
昨晩は何日がぶりに家でゆっくりしていました。といっても先週金曜日に目論んだMacBookのOS入れ換えが容量不足からHDD交換になって、ようやくその作業していました。交換するHDDにデータをコピーしている間はPCも使えなくて、テレビ鑑賞。
今週の「おひさま」は陽子の出産から、童顔の真央ちゃんの出産シーンは微妙でしたが…。ここ何週かの傑作は、渡辺美佐子さんの天然おばあちゃんですね、うまい演出です。
HDDのコピーは4時間ぐらいかかりまして、特に観る番組もなくてTBSニュースバードで「報道特集」の再放送を観ました。やってたのは、『記憶障害の花嫁 最期のほほえみ』
高校生の時遭遇した交通事故で左半身不随、記憶障害という重篤な後遺症をもってしまった、「小柳つかさ」さんという女性の記録です。彼女は、障害と闘いながら大学進学、卒業後は自立した生活を頑張ります。恋人もみつけ、両家の反対を受けながらも、出来ちゃった婚をします。母になることを夢見てまともに動く右手だけで、子育ての訓練をします。
そして、やや早産ながら男の子を出産します。ここまで、「あーいい話だな~」って観てました。
ところが、出産後つかささんの容態が急変します、呼吸停止、心停止。妊婦の脂肪肝という極めて稀な症状だったそうです。つかささんは二度と目覚めることはありませんでした。
テレビを観ながらしばらく固まってました、やりきれません。
実は日が変わって今日、ある先輩の訃報を聞きました。事故で頸椎損傷で闘病していた最中でした。
いろいろな人生や不幸が交差している中で皆生きていますが、命ってこんなに虚しく、儚く、悲しいのでしょうか、なんで、こんなに悲しい死があるのでしょうか。
Martes,veintiseis de julio 2011
(Hatena::Diaryより転載)
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