わからない事

2015年7月23日

今日書くことは自分でも整理がついていないので、読んでもわからないかもしれません。

昔、たとえば大正時代や、戦前の昭和時代と今と何が変わったでしょう。

  • 文明の利器、電化製品やコンピュータ、などが発達した。
  • 生活文化が西洋的(アメリカ的)になった。
  • 貨幣価値が変わった。
  • 軍隊がなくなった、戦争する国家でなくなった。(憲法ができた、徴兵がなくなった)
  • 貴族がなくなった。
  • 下層民が制度上なくなった。
  • 男女同権になった。

その国が戦争をする可能性があって、身分差別があって、上流階級は実質的な重婚(妾、側室)があって、それでも着物を着て、畳と障子の家に住んでいたのです。

今の時代なら、許されないことも多いでしょう。もしも側室制度が皇室のみに認められたら、例の男系・女系問題も解決するかもしれません。ところがそんなことは毛頭認められません。でも、つい数十年前までは、公然の妾がいる人が多数いたし。いまでも愛人と名を変えて存在しているのです。

産まれながらの身分の差別が減っても、残っているところは残ってますし、政治家や中小企業の二代目など能もない人間の世襲がまかり通ってます。
かつての大店(おおだな)は、養子の相続だったそうです。できるかできんかわからん嫡男より、店を儲けさせる能のある人物に継がせる。合理的です。

金正日をみていると、今の日本人には極めて常識外れな存在です。でも今の日本人の常識が人間として正しい事かは確かではないでしょう。たった数十年前の日本人とも相入れない常識で生きています。だからって金正日が正しいかというとそれは違うでしょう。

本来犬畜生とそんなに変わらない人間っていうのが、文化や文明をもって、富を貯えて、その結果、これが正しい、違うっていうのは…、それを決めつけるのは僭越です。

よくわからないのです。

(Hatena::Diaryより転載)