私が選んだ9作品~選びきれなかった作品も含め語ってみる(後半)
昨日の続き
「社長紳士録」
社長シリーズも東宝のドル箱映画で森繁久彌の代表作です。東宝にはサラリーマン喜劇路線があって、1951年の「ホープさん サラリーマン虎の巻」(監督:山本嘉次郎)という作品から始まっております。この映画の主演は小林桂樹。その後「ラッキーさん」(監督:市川崑)と作品を経て「三等重役」から森繁も加わります。この作品の社長役は河村黎吉でしたが「続・三等重役」の後に急逝し1956年の「へそくり社長」から森繁社長でシリーズ化しました。
僕はこのシリーズが大好きで、9枚のセンターにしてあります。Wikipediaの「社長シリーズ」のページの編集にも参加してます。
作品が進行するごとに
- 小林桂樹(全作品に登場)
- 加東大介
- 三木のり平
- フランキー堺
- 久慈あさみ
- 司葉子
- 新珠三千代
- 草笛光子
といったレギュラー陣が活躍しました。東宝としては「社長紳録」をシリーズ最終にする気だったようですが、要望が多く続行したようです。しかしその後の作品ではレギュラーがポツポツ卒業していきます。
東宝系列の東京映画にも好きなものあって、森繁の出世作のひとつである「夫婦善哉」もいいな。
あと東宝っていったらやっぱり特撮
- ゴジラ
- モスラ
- マタンゴ
- 日本沈没
なんか印象に残っている作品です。
「男はつらいよ・望郷篇」
寅さんで好きなの挙げたって9じゃきかないけどあえていくつか出すと。
- 第一作「男はつらいよ」
- 第六作「純情篇」若尾文子・森繁久彌出演
- 第十作「寅次郎夢枕」八千草薫
- 第十七作「寅次郎夕焼け小焼け」太地喜和子(ぼたん)
- 第二十五作「寅次郎ハイビスカスの花」浅丘ルリ子(リリー)
- 第四十二作「ぼくの伯父さん」後藤久美子(泉ちゃん)初登場
山田作品では「幸せの黄色いハンカチ」も捨てがたい、あれに出てる武田鉄矢が一番好き。
最後に軽く洋画を。普通の人に比べると全然観ないほうだけど、チャップリンとヒッチコックは大好き。
「街の灯」「モダン・タイムス」「独裁者」とかも傑作だけどあえて初期の「黄金狂時代」を選んでみました。
ヒッチコックも「サイコ」や「鳥」といった傑作があるけどこの「間違えられた男」も結構怖い作品(実話をモチーフにしてるとか)
映画じゃないけど「刑事コロンボ」にも相当影響受けてるな〜
あとタランティーノとかロドリゲスとかも入れたかったけど割愛。
いや〜映画って本当にいいもんですね〜
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
Martes,dos de febrero de 2016
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