読書の夏、中国を読む~文化大革命50周年
新学期(新年度)から電車が混んでてGW過ぎたっていうのにまだ落ち着きません。そんな車内でiPadもなかなか出しにくいので最近は文庫本や新書本を読んでます。すっかり紙の本を読まなくなったひとつの原因は目(老眼)なのですが、もはや眼鏡かけて読んでます。
っていうか読書の習慣自体がなくなってて、iPadは便利なものでドラマでもマンガでも好きなモノが観られる。おのずと楽なほうに流れていました。動画やマンガはお酒をのんだり、遊んだりと同じで楽だけど、活字の本はマラソンのように読み始めちょっと辛いが読んでいるうちに引き込まれるようなとこがあるじゃないですか、中には始めから引き込まれるのもいつまでも引き込まれないものもあるけど・・・。習慣が切れててるとこれが顕著でiPadのkindleのアプリに入れてる本だと飽きちゃって気づくと他のこと(動画やマンガ)してるのです。紙の本だとそれしかないから。
今年は中国の文化大革命50周年なのでこんな本読んでます。
毛沢東の主治医を22年間務めた人が書いたノンフィクション。私らが勉強してた頃は(あまりしてなかったけど)文革とかは歴史ではなくニュース(今起こっていること)の時代でした。しかも起こっていることがほとんどほとんど正確に伝わっておらず、大人でも隣の中国や北朝鮮、いや韓国のことすらも理解できていなかったんじゃないでしょうか。
中国の人の毛沢東崇拝は今でも根強くて
4年前のこの番組の中でも「毛沢東は正しかった」と言ってはばからない人が何人も登場します。世界2位の経済大国になったけど格差は大きいし市民レベルで豊かさを享受できてはいないのかもしれない。でも主席の思いつきで何千万人も餓死したり、罪のない人々が暴力的な制裁をうけてた時代が良かったって思われるのは洗脳だと思います。つくずく日本に生まれ育ってよかった。
「毛沢東の私生活」上巻を読み終えて下巻を注文したのだけどまだ届かないので今日は昔買った本をひっぱりだして読んでます。
20年以上前に買って読んだ本です、僕も20代だった。
しおり代わりにはさんであったテレフォンカード(残度数あり)も発見されました。
小室直樹先生は過激な内容の本もあるけど、博識で物事の本質を見ぬいていると思います。この本に書かれたことも27年経ったいまでも共感できます、いやかえって当時はまだ中国に色眼鏡かけて見ていたかも知れません。老眼鏡の方が嘘をつかない。
これから参議院選挙で政治的な意見がいろいろ出てくると思いますが、自分の考えてることは20年後、30年後に評価されるとどうなのか?過去からの流れや多数の事柄を知り考えてないと流されて本質を見失うのではないかなと思います。
Jueves,dos de junio de 2016
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