いつか破綻する

2015年1月9日

先日のブログの続編的に。

サブプライムローン問題が各種の経済に影響を与えています。株も下がっています。
現在は、原油の高騰、サブプライム禍の景気悪化といえるでしょう。

優待できない客(サブプライム)に不動産の値上がりを考慮した段階的な金利でローンを組ませる。
以前、住宅金融公庫のローンも段階的に金利が上がりました、
生保の商品なんかも払い込みが段階的に増えるものがありました。

これは、年功序列賃金が機能していた頃の遺産だと思います。

ところが、不動産の値上がりを含有して、現状の支払能力をはるかに上まわる不動産を購入させる、
この方式がいつか破綻するって誰もわからなかったのでしょうか?
アメリカのエリートが寄って集ってやったことです、私にはよくわかりません…。

年金の問題も、払うべき人が払っていない、集金したお金をネコババする、老人は増えてくる。
こんなことをうすうすわかっていながら、社保庁は近年までひょうひょうとやってたわけです。
いつか首が回らなくなるって、誰一人気づかないはすがありません。

国の借金は?
毎年多額の国債を発行しないと財政が成り立ちません。目標はプライマリバランスの均等らしいですが、
それでも多額の金利がかかります、いや、プライマリバランスの均等だってはるかに遠い目標です。
複数のサラ金からお金を借りて、自転車操業で返済を回している人がいます、多重債務者ですね。

自己破産なり債務整理なりすればいいのに、いつか当ててみせるとせっせと宝くじを買い、
パチスロでまた借金を増やしている。

こんなの、どう思います?
いつか当ててみせるどころか、早晩破綻しますよね。

でも、国家や国家公務員、世界の代表である国の財界人。
皆、多重債務者と変わらない「いつか破綻する」道を進んでいます。

化石燃料がなくなれば、いつかこんな生活はできなくなる。
それがわかっているけど、こんな贅沢な世の中をやめられない。
地球人全体もパラドックスの中にいます。

(Hatena::Diaryより転載)