聞け万国の労働者
今日はメーデー。
ソビエトの崩壊、中国の改革開放で、共産主義は失敗を証明したのだけど、
マルクスやエンゲルスの理論が失敗したとはいえないと思う。
・共産党が権力を握り、特権階級が生まれる。
・市場の競争原理が働かないため、技術革新が遅れる。
この二つの欠点が明らかなのだけど、逆にこれを克服すればまだ共産主義にも
可能性があるのではないだろうか。
共産主義は実は「王朝」と相性が良い。
毛沢東の支配した中国、レーニン、スターリンのソビエト、今の北朝鮮。
いずれも共産党のトップが王様であると思えないだろうか。
ただ、王としての裏付けが乏しいので、その権力の確立にかなりの弾圧をしている。
日本人は自分たちの支配権力にきわめて寛容である。
朝廷でも幕府でも、時には関白や執権が国家のナンバーワンで良い国である。
天皇の権力を中心とした新しい共産主義は不可能だろうか?
天皇制の下できわめて限定した指導階級をもうける。
市場競争は行わない。
資源を浪費した時代に終止符をおき、自給国家でいく。
そのかわり、江戸時代260年のように、技術革新は遅れる。
でもいいじゃないか、ここまできたのだから。
ふざけたことを書いていると思われるだろうが、半分はまじめだ。
共産党や社民党は憲法九条を守るよりも前に、めざす国家を提案すべきだ。
でなければ左翼政党としての看板をおろした方がよい。
(mixi日記から転載)
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