知らなかった世界
それで、昨日はひどい顔でPAのお手伝いでした。
それが「BBOY」のイベント。
えーとね、BBOYって言葉は昨日初めて知ったのですが、ヒップホップな人たちっていうか、ブレイクダンスを踊る人達っていうか、"break boy"あるいは、"breakin’ boy"らしいです。
イベントはダンスバトルで、5人組のチームが60ぐらい出て予選。その中でベスト16を選んで本選トーナメント。
私の中では、ヒップホップは音楽の中でももっとも遠い位置にあるもので、ジャズやクラシックより縁遠い存在です。
というより、ひたすら毛嫌いしている部分がありました。
ズボン下げて、だぶだぶのトレーナー着て、ラップで踊っている奴は「バカ」だと、そんな偏見もありました。
(これはビートルズに顔をしかめていた人と同じ偏屈だと感じてヤバイと思っていたんですがね)
昨日のイベントでは、上記にあげた自分の中でのステロタイプが見事にふっとびました。
みんなダンス上手なんです。曲芸みたいな技もあったし、見ていて引き込まれました。DJも上手で、イベントが活力がありました。
頭でクルクル廻ったり、やけに力業(やまさんは「鞍馬」と言っていました)があったり、確かに昔は体操選手だったんじゃないかってほどです。
ラストの方になってようやくわかったのですが、ダンスも個人のセンスだけじゃなくって、基本の型がいくつかあって、それのコンビネーションと、センスで構成されていたのです。
もうすぐ43歳ですが、これだけ生きてきて自分の全く知らなかった世界があることに少し感動を覚えてしまいました。
(mixi日記から転載)
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