和時計の生活
「秋の日はつるべ落とし」という言葉を感じる季節になりました。
和時計のアプリを入れてみました。
http://itunes.apple.com/jp/app//id496356164
(85円、iPhone用だけど、2倍拡大すればiPadで実用可)
江戸時代までの不定時法というのは日の出を明け六つ、日の入りを暮れ六つとしてその間を6等分して一刻とするする方法でした。定時法(現代の方法)で計ると季節によって一刻の長さが違ってきます。
東京だと夏至の時の昼の長さが14時間30分ぐらい、冬至の時が9時間50分ぐらいです。そこで大雑把に春分の日と秋分の日は6時に日の出、18時に日の入り。
夏至の昼の長さが14時間、冬至が10時間、日の出、日の入りはそれぞれ1時間ずれるとします。
表は不定時法にしたとき春(秋)の日と夏至、冬至の今の時間を比較しています。
春(秋)分の日 | 夏至 | 冬至 |
0:00 | 0:00 | 0:00 |
1:00 | 0:50 | 1:10 |
2:00 | 1:40 | 2:20 |
3:00 | 2:30 | 3:30 |
4:00 | 3:20 | 4:40 |
5:00 | 4:10 | 5:50 |
6:00 | 5:00 | 7:00 |
7:00 | 6:10 | 7:50 |
8:00 | 7:20 | 8:40 |
9:00 | 8:30 | 9:30 |
10:00 | 9:40 | 10:20 |
11:00 | 10:50 | 11:10 |
12:00 | 12:00 | 12:00 |
13:00 | 13:10 | 12:50 |
14:00 | 14:20 | 13:40 |
15:00 | 15:30 | 14:30 |
16:00 | 16:40 | 15:20 |
17:00 | 17:50 | 16:10 |
18:00 | 19:00 | 17:00 |
19:00 | 19:50 | 18:10 |
20:00 | 20:40 | 19:20 |
21:00 | 21:30 | 20:30 |
22:00 | 22:20 | 21:40 |
23:00 | 23:10 | 22:50 |
24:00 | 24:00 | 24:00 |
例えば6時起床、9時出社、18時退社、23時の電車帰宅、午前1時に就寝したとすると、
夏至の時は
5時起床、8:30出社、19時退社、23:10の電車で帰宅、0:50就寝
冬至の時は
7時起床、9:30出社、17時退社、 22:50の電車で帰宅、1:10就寝
夏至は労働時間10時間半、ナイトタイム4時間10分、睡眠時間4時間10分
夏至は労働時間7時間半、ナイトタイム5時間50分、睡眠時間5時間50分となります。
ちょっと不健康なシュミレーションでした。
でも、日の長さに合わせた方が本来の人間らしい生活かとも思います。
もっとも季節で時間の長さ変わったら電車のダイヤも、労務管理もできませんね。
せめてサマータイムぐらいはありでいいと思うのですが。
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