桑名正博さんのことで思う

今日の内容は故人に対して大変礼を失しております。桑名さんのファンの方はお怒りになるかもしれません、あらかじめお断りしておきます。

桑名正博さんが亡くなりました、日本のロックの創世記に「ファニー・カンパニー」を結成し、その後「セクシャルバイオレットNo.1」の大ヒットを飛ばしました。
まだ59歳で、才能あふれる人の死は悲しい事です。

ただ、今回思うのは7月に脳幹出血で倒れられて、それから3ヶ月程延命治療がおこなわれたことが、これからの社会を考えると悩ましいかなって。
ネットの記事での情報なんだけど、ご家族も一度は延命をあきらめかけたけど、気管切開を選択し延命を続けた そうです。その時その時に色々なことが交差して決断しているのだろうと理解します。

今後、高齢化、医療費の増加の中で延命治療にかかる費用割合が必ず問題になってきます。 いわゆるスパッゲティというチューブだらけのような状態でただ命だけがつながっている。本人にも家族にもそれは幸福なことではありません、ただほんの少しでも復活する希望があれば打ち切りたくはない。

悲しい事ですが、この先それができない時代になるでしょう。延命打ち切りの基準を作ることとか、生前の意思確認とか難しい事ばかりですが、僕はむしろそれを進めるべきだと思っています。